「いい親」でいなきゃ」という思い込みをやめてみた
「もっとちゃんとしなきゃ」「もっと優しくしなきゃ」
—そんな“いい親プレッシャー”に押しつぶされそうになっていませんか?
SNSや育児情報があふれる今、私は常に「正解」を探し続けていました。
しかし、正解なんてものはなく、答えはいたってシンプルだったんです。
完璧な親である必要はまったくない。
むしろ、完璧を目指すほど子どもの自己肯定感は育ちにくい。
この記事では、最新の心理学・教育学の知見をもとに、
毎日の子育てがラクになり、子どもの自己肯定感が自然と育つ“本当に大切なポイント”をご紹介します。
「いい親」を目指しすぎるのは逆効果?
● 完璧主義が生む“過干渉”と“過期待”
「失敗させてはいけない」「人に迷惑をかけないように」「良い子に育てなきゃ」
そんな想いは愛情ゆえですが、結果として
子どもから「選ぶ力」「考える力」「チャレンジする力」を奪ってしまうことがあります。
ん?愛情?本当?愛情という名の「保身」では?
親が先回りしすぎると、子どもは「自分でやらなくてもいいか」と依存するようになり、
逆に叱責やプレッシャーが強いと「どうせ自分なんて…」と萎縮します。
結局、子供のことを見ていないということですよね。。
● 子どもが「自分はダメだ」と感じる仕組み
心理学では、親が完璧を目指すほど、
子どもは自分も「完璧でなければ愛されない」と感じやすいことが示されています。
つまり、
“親の完璧さ”が、子どもに“完璧じゃない自分はダメ”という誤った信念を植えつけてしまうようです。
そして親が完璧でなければならないと思うのは、本当は弱くてポンコツな姿を見せられない(と思っている)から。
親とはこういうものだ。という思い込みがあるから。
そんなの本当にいらないのに。。
● 実は「普通の親」が一番いい
アメリカの研究では、最も自己肯定感が高い子どもは「平均的な親を持つ子」だというデータも。
大切なのは、完璧さより“安定した安心感”なのです。
ということは、母親自身が安定した安定感を持つことが重要になってきます。
自己肯定感とは?間違われやすいポイント
● ほめれば上がるわけではない
よくある誤解が、「どんどんほめれば自己肯定感は育つ」というもの。
しかし、成果ばかりをほめすぎると、
結果が悪いときに“自分には価値がない”と感じてしまう罠があります。
● 本当の自己肯定感とは?
最新心理学では次のように定義されています。
できる自分も、できない自分もそのまま受け入れられる力。
つまり、失敗しても立ち直れる“自己受容力”がカギです。
● 日本の子どもは自己肯定感が低いと言われる背景
日本の文化には「謙遜」「比較」「同調圧力」が強く、
親自身が自己肯定感を持ちにくい傾向があります。
とはいえ、これは悪いことではなく、
意識を少し変えるだけで、子どもの自己肯定感は驚くほど育ちます。
「いい親」でなくても、自己肯定感は育つ!
1. 完璧な対応より、安定した態度が最重要
“親の気分が毎日大きく揺れない”ことは、子どもの安心感を最も育てるとされています。
忙しい日も、イライラした日もあってOK。
「一定の安全基地」でさえあれば、子どもは安定します。
2. 親の失敗を見せた方が子どもは安心する
「ママ今日ミスしちゃった!」
「でもこうやって直したよ」
こんな姿は、子どもにとって何よりの学びです。
“大人だって失敗するんだ”という気づきが、
子どもに“完璧じゃなくていいんだ”という安心を与えます。
私も実際、失敗したことを娘に話したら
「良かった~、私もこんなことあったんだけどさぁ、言えなかったんだよね~」
と言われました。
失敗って言った方がいいんだと体感した瞬間です。
3. 努力のプロセスを認めると“成長思考”が育つ
「すごいね!」よりも
「ここを工夫したね」「最後までやったね」が効果的。
成果主義ではなく、プロセス承認が
チャレンジ精神と自己肯定感を大きく伸ばします。
息子のテストの点数が良かったとき
「やってたもんね。」と言ったら
息子は黙っていたけど、その場の空気が柔らかくなるのを感じました。
4. 子どもの選択肢を奪わない
「これがいいでしょ?」「こうしなさい」はNG。
子どもの自己肯定感は、“自分で選んだ”経験の積み重ねで育ちます。
子どもが選べそうなときは、
「どっちにする?」と選択肢を渡す習慣を作るといいかもしれないですね。
私はずっと親にいろいんなことを決められて本当にイヤだったので
自分の子どもへ「こうしなさい」と言ったことは1度もありません。
勉強しなくても何も言いません。
あまりにやらない時は「しなくていいの?」と問いかけます。
それでもやらなければ仕方ありません。
やった方がいいことは本人もわかっています。
それでもやれない、やりたくない理由があるんです(それが自分でわからなくても)。
”待つこと”って親のすごく大事な役割だと思っています。
5. 親が自分を大切にする姿勢を見せる
親が自分を後回しにしていると、
子どもも「自分の気持ちは後でいい」と学習します。
逆に、
「今日は疲れたから少し休むね」
などと自己ケアを見せると、子どもは
“自分を大切にしていい”という価値観を自然と学びます。
疲れたら「疲れた」
食べたかったら「食べたい」
やりたかったら「やりたい」
と、自分の気持ちを素直に言うようにしています。
ただし、
人の悪口だけは絶対に言わないようにしています。
悪口を一番最初に聞くのは自分自身。
要は自分自身を悪く言っているのと同じことになるからです。
自己肯定感がぐんぐん育つ「家庭の会話術」
● 「どう思った?」と主体性を引き出す質問
親の価値観を押し付けないことで、“自分の意見を持つ力”が育つ。
親でも悩むことはあります。
そんな時は素直に子供に聞きます。
「どう思う?」
子どもなりに考えて返ってきた答えに
驚かされることも多いですよ。
● 「できなくてもいいよ」より「一緒にやってみよう」
励ましと伴走のバランスが大切。
● 会話4:OKワードとNGワード
-
NG:「なんでできないの?」「早くしなさい!」
-
OK:「どうやったらできるかな?」「手伝ってほしいとき言ってね」
気を付けたい“自己肯定感を下げる習慣”
● 「なんでできないの?」は自己否定の種
子どもは「自分の存在が否定された」と受け取りやすい。
私はこれを自分に言っていました。
自分で自分を否定していたら、子供も同じようになるのは目に見えていますよね。
● 過剰にほめると逆に不安になる
「次も結果を出さなきゃ」とプレッシャーに。
● 親が自分を否定する発言は要注意
「私なんてダメだ」「どうせ無理」
→ 子どもはその言葉を自分にも向けてしまう。
特にママ友との会話で多いように思います。
子どもはちゃんと聞いていますよ。
● 比較は最大のNG
きょうだいや友達と比較されると、
“他人基準”で生きるようになり、自己肯定感が育ちにくい。
私自身、めちゃくちゃ比較されて育ったので、自己肯定感が”育ちにくい”ではなく育ちません。
だから、自分で自分の自己肯定感を育てましたよ。
おかげでだいぶ自分軸が確立されてラクに生きられるようになりました。
この後書いた年齢別のコツ、実はこの3ヶ月で私自身が自分にやったことと同じなんです。
母親自身の自己肯定感は自分で取り戻すことができます。
年齢別:自己肯定感を育てる接し方のコツ
● 乳幼児期:安心できる「基地」を作る
泣いたら抱く、スキンシップを増やす。
安心感がその後の自己肯定感の土台に。
私は自分の体をなでてあげました。
いつもありがとうと。
手をあてるだけでいいんです。
今日も頑張ったねと。
ねぎらってあげます。
そうすることで安心感が芽生えました。
● 小学生:自分でできた体験を増やす
・買い物を任せる
・料理を一緒にする
・小さな目標を立てて達成させる
→ 成功体験の積み重ねが重要。
私自身の場合、
掃除できたこと
洗濯できたこと
お弁当作れたこと
1日がんばったこと
できて当たり前だと思わずに、
特に声に出して「できた」「やれた」と言うことで
何だか分からない内側から自信が湧いてきました。
● 思春期:放任ではなく「尊重」でつながる
「信じてるよ」の一言が何より力になる。
過干渉は距離を生むが、尊重は信頼を生む。
私自身の場合、
失敗しても「大丈夫」
ネガティブになっても「そうだよね」
やる気が出なくても「いいじゃん」
と認め続けていたら、クヨクヨすることがなくなり、体も疲れにくくなりました。
忙しい親でもできる!1日5分の自己肯定感UP習慣
● 寝る前の「3つのいいこと」タイム
「今日嬉しかったこと」を3つ言うだけ。
親子のポジティブ体験が増える。
● “任せる時間”を1日5分だけつくる
歯磨き、片付け、服選びなど、
小さな「自分で決めた」経験が自己肯定感の土台に。
● 親が自分をほめる姿を見せる
「今日これができて良かった」
→ 子どもは“自分を肯定する方法”を真似する。
親がラクになると、子どもはもっと伸びる
子どもは、
“完璧な親”ではなく、“安心できる親”を求めています。
あなたが笑っているとき、子どもは一番伸びるのです。
反対に、親が苦しんでいると、子どもはその空気を敏感に感じます。
だからこそ、
「いい親」より「機嫌のいい親」でOK。
まとめ:あなたはすでに十分“いい親”です
自己肯定感は、特別な教育をしなくても育ちます。
必要なのは、完璧さではなく、小さな安心の積み重ね。
今日から、無理のない範囲で
ひとつだけ“できそうなこと”を選んでみてください。
きっと、子どもの未来も、あなたの子育ても、
少しずつ、でも確実にラクになっていきます。