子どもは可愛い。家族も大切。
それでも、ふとした瞬間に心の奥で浮かんでしまう言葉——
「母親やめたい」
それを思った自分を責めて、涙が出た夜もあるかもしれません。
でも、ハッキリ言えるのはひとつだけです。
あなたは決して“ダメな母親”ではありません。
むしろ、その言葉が浮かぶということは、
あなたがこれまで真剣に頑張ってきた証拠なのです。
なぜ「母親やめたい」と思ってしまうのか?
●育児プレッシャーが限界を超えている
赤ちゃんの気持ちは読めない。
イヤイヤ期は終わりが見えない。
小学生になっても、悩みは形を変えて続いていく。
中学生、高校生になって「これで良かったのだろうか」と悩む。
「ずっと気を張り続けている状態」
これは大人であれば誰でも疲れます。
●「休めない」という慢性ストレス
怠けているわけじゃないのに、
社会から「母親は24時間完璧に」と求められるような空気。
SNSでキラキラしているママを見ては「私とは違う」自分責め。
休むことにすら罪悪感を抱えてしまい、
心の疲れが治る前に、次の負荷が乗る生活が続いていませんか?
●誰にも助けを求められない環境
「迷惑をかけたくない」
「私が我慢すればいいだけ」
そんなふうに、抱え込んでしまう母親は多いもの。
でも、ひとりで背負うにはあまりにも重すぎます。
●「私だけ?」という孤独感
SNSでは“キラキラした育児”ばかりが流れてくる。
その裏で泣いている母親がいることなんて、誰も語らない。
あなたが感じている孤独は、
実は「多くの母親が同じように抱えている」ものなのです。
「母親やめたい」は異常じゃない。むしろ“正常反応”
育児による深い疲労が蓄積すると、
燃え尽き症候群(バーンアウト)に似た状態が起こると言われています。
頑張りすぎるほど、心は静かにすり減っていく。
その結果として出てくるのが、
「消えてしまいたい」
「母親という役割から逃げたい」
という感情です。
これは“弱さ”ではありません。
人間としてまったく自然な反応です。
●完璧主義ほど苦しくなる
「もっと良い母親にならなきゃ」
「皆できているのに」
「私がちゃんとしなきゃ」
この完璧主義こそが、心を追い詰める大きな原因。
むしろ、
「私は十分頑張っている」
と認めてあげることが、何より大切なのです。
多くの母親が同じ気持ちを抱えているという現実
母親向けの調査では、
約6割以上が「育児がつらい」「逃げたいと思う瞬間がある」と回答しています。
決してあなただけではありません。
むしろ“母親であれば自然に湧き上がる感情”だと思ってください。
ママ友同士の薄っぺらい会話からもわかるように
みんな、弱みを見せたくないだけなんです。
●誰かに話せるだけで心は軽くなる
母親の悩みは“言葉にするだけ”で負荷が減ることが分かっています。
泣きながらでもいい。
ひとつの弱音が、あなたを救う第一歩になることもあります。
話せる人がいなければ、書くことでも負担は減ります。
私も最初は書くことでアウトプットを続けていたら、
人にも話せるようになりました。
そして、話せばみんな手を差し伸べてくれることもわかったんです。
「母親をやめたい」と思った私が気づいた“自分の価値”
ここからは、自身の体験を交えながら“本当に救われた気づき”をお伝えします。
●「母親=完璧な人間」という呪いを外した
周りがどうであれ、
私には私のペースがある。
子どものためにがんばる気持ちはあるけれど、
“完璧である必要はない”と気づいた瞬間、
肩にのしかかっていた重石がスッと軽くなりました。
●「母」でも「妻」でもない、“自分”を取り戻す
育児をしていると、
自分の人生がどこか遠ざかっていく感覚に陥ります。
でも、
母になったからといって「自分を諦める必要」はありません。
少しの時間でもいい。
好きなことに没頭したり、ひとりで過ごす時間を作ることで、
私は「私である感覚」を取り戻しました。
●小さな成功体験が自尊心を取り戻す
・今日はイライラせずに話を聞けた
・5分だけだけど好きなコーヒーを飲めた
・子どもの寝顔を見て優しい気持ちになれた
こうした“ほんの小さな成功”を見つけることで、
「私、ちゃんとやれてる」
という実感が少しずつ戻ってきました。
これは、頭で思っているだけでは実感できないです。
紙に書く、声に出す、など視覚・聴覚を使って腹落ちさせないと効果がありません。
●「子どもにとって代わりはいない」事実
“子どもにとって、あなた以上の母親はいない”
完璧じゃなくていい。
怒ってしまってもいい。
泣いてしまってもいい。
それでも、子どもが求めるのは
「完璧な母」ではなく“あなた”
なのです。
私は自分を娘の立場から考えたときに思いました。
母親に、
どんなに否定されても
どんなに怒られても
どんなに比較されても
やっぱり”母親に認められたい”と思っていたんですよね。
今はもう、どっちでもいいです。
手放せたことでラクになりました。
心が限界のときに試してほしい5つの回復ステップ
① まずは“休むこと”を許す
休むことは怠けではなく、回復のための大事な行動。
あなたが倒れてしまったら、家庭は回りません。
② 誰かに弱音を吐く
夫、友達、支援センターでもいい。
「つらい」と声に出した瞬間、心は必ず軽くなります。
③ 完璧主義を手放す練習
たとえば、
・夕飯を簡単なものにする
・掃除を1日飛ばす
・子どもに「できることは自分でやってもらう」
“手を抜くこと”は悪ではありません。
④ 自分だけの時間を作る
読書、買い物、コーヒー1杯でもOK。
たった10分でも自分を取り戻すきっかけになります。
⑤ 専門家に頼る
育児相談、カウンセリング、一時預かりなど、
使えるサポートは想像以上に多く存在します。
周囲に頼ることは「甘え」ではなく“生存戦略”
母親が笑顔でいることが、
結局は家族全体を安定させます。
だからこそ、
夫に頼る
実家に頼る
行政サービスに頼る
どれも立派な選択であり、
「弱さ」ではなく“賢さ”です。
母親としての価値は“努力量”ではなく“存在そのもの”
子どもが本当に求めているのは、
完璧な料理でも、理想の教育でもありません。
それは、
「安心して甘えられるあなた」
という存在です。
あなたが笑っていること。
あなたが生きていてくれること。
それだけでも、子どもにとっては何よりの価値なのです。
頑張るのではなく、自分を愛し、自分を認め、自分のすべてを受け入れることがあなたの今の課題です!
私は徹底的に自分を愛し、自分を認め、今の自分のすべてを受け入れました。
そうしたら、ラクに生きられるようになったことはもちろん、
・夫がやさしくなり、
・娘が相談してくるようになり、
・息子がいろいろ話してくれるようになりました。